めまい疾患
良性発作性頭位眩暈
併記される言葉 ・ BPPV ・ 耳石症
良性発作性頭位めまい症は、頭の位置が変わったときに短い回転性のめまいと特徴的な眼振が生じる、一般的な前庭疾患です。
概要
良性発作性頭位めまい症、まずは3つだけご確認ください
意味と区別
良性発作性頭位めまい症とはどのようなものですか?
半規管の中の耳石粒子が動くことで症状が起こります。良性発作性頭位めまい症は、頭の位置が変わる時に短時間の回転性めまいと特徴的な眼振が生じる、一般的な前庭疾患です。
- 混同しやすい言葉
- 長時間持続するめまいや、新たな神経・聴力症状がある場合は、別の原因を確認します。
- 診察で確認する理由
- 誘発姿勢と眼振を確認し、耳石置換術の方向を決定します。
- メモしておくべき内容
- 首や血管に問題がある場合は、セルフケアの姿勢法を行う前に医療スタッフにご相談ください。
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良性発作性頭位めまい症をご自身の症状と照らし合わせて見る
数秒で始まり、どのくらい持続するかを記録してください
ベッドでどちら側に寝返りを打った時、横になった状態で起き上がった時、上を見た時にめまいがするかを書き出してみてください。頭を動かした直後に短く目が回るのか、動かさなくても長く持続するのかによって、確認すべき原因が異なります。嘔吐・頭痛・聴力の変化・歩行困難が伴っていたかも重要です。
置換術後に残る不安定感は、発作とは別に考えます
耳石置換術の後、回転感は軽減しても、数日間ふわふわしたり不安定な感じが残ることがあります。逆に、同じ姿勢で強い回転感が繰り返し現れる場合は、再評価が必要なことがあります。新たに複視(物が二重に見える)・構音障害(言葉がもつれる)・片側の脱力感・激しい頭痛が生じた場合は、 残存めまい様子を見ずに、すぐに診察を受けてください。
よくあるご質問
良性発作性頭位めまい症についてよくある質問
横になるとめまいがする場合、すべて耳石症なのですか?
いいえ。発作の持続時間と眼振、聴力・神経症状を確認する必要があります。動かなくても長く持続する場合や、新たな神経症状がある場合は、まず別の原因を評価します。
インターネットで見た耳石症の運動をすぐに始めてもいいですか?
関連する耳や半規管によって方法が異なり、首・腰・血管に問題がある場合は注意が必要です。初めての方や診断が不確実な場合は、医療スタッフによる姿勢検査を受けた後に実施するのが安全です。
めまい・耳・頭・顔 用語辞典
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- 疾患案内良性発作性頭位めまい症(耳石症)良性発作性頭位眩暈(耳石症)の典型的な症状は、特定の頭の姿勢をとった直後に、突然自分や部屋が回るような眩暈が短時間現れることです。ベッドでの寝返り・横になる・起き上がる、上を見る、または体をかがめる時に起こりやすく、姿勢を元に戻すと収まる傾向があります。吐き気や倒れそうな不安定感が重なることがありますが、新たな聴力低下や耳の閉塞感は典型的ではありません。じっとしていてもめまいが持続したり、片側の脱力・言葉のもつれ・複視・歩行不能が現れた場合は、耳石症だと思って待たず、直ちに診察を受けてください。→
- 疾患案内めまい眩暈は、自分自身や周囲がぐるぐる回る感覚、体が傾いたり倒れそうになったりする感覚として現れます。ふらつき・吐き気・嘔吐、視界のぼやけや方向感覚の低下が伴うことがあります。頭の姿勢を変えた時に短時間繰り返し起こるのか、じっとしていても持続するのか、片耳の閉塞感・耳鳴り・聴力低下が伴っているかを記録してください。突然、言葉がもつれたり、顔・腕・足に力が入らなくなったり、複視・激しい頭痛・歩行不能が生じた場合は、耳によるめまいだと思って待たず、直ちに救急診療を受けてください。→
- 診療ガイド突然めまいがしたとき、まず何を確認すべきでしょうか?まずは「めまいがする」という感覚を具体的に分ける必要があります。世界が回っている感じか、歩く時にふらつくか、目の前が真っ暗になり意識を失いそうか、などを書き出してみてください。片側の麻痺、言葉のもつれ、これまでにない激しい頭痛、歩行困難、突然の聴力低下などが同時に現れた場合は、良性発作性頭位めまい症(耳石症)や疲労によるものと判断せず、直ちに医師の診察を受けてください。→
- 頭・耳・顔のコラム良性発作性頭位めまい症・メニエール病・前庭性片頭痛は、持続時間と随伴症状が異なります→
根拠および更新情報
以下の資料を、定義および治療説明の根拠・範囲の確認に参照しました。