めまいを説明する言葉
不均衡感
併用される表現 ・ ふらつき ・ バランスの取りにくさ
不均衡感とは、立っている時や歩いている時にバランスを取るのが難しく、ふらつく感覚のことです。
概要
バランスの悪さについて、まず3つだけご確認ください
- 不均衡感は、ぐるぐる回る感じよりも、立っている時や歩いている時に重心が揺れたり、片寄ったりする感覚に近いです。
- 明るいスーパー、動く画面、暗い道など、特に負担を感じる場面を分けて記録すると、回復状態を把握しやすくなります。
- 急に歩行が困難になったり、言葉・視界・手足の力に変化が現れた場合は、転倒に注意して様子を見るのではなく、すぐに診察を受けてください。
意味と区別
不均衡感とはどのような状態ですか?
回転感がなくても、前庭器官・神経・感覚の問題や、回復過程で現れることがあります。不均衡感とは、立っている時や歩いている時にバランスを取るのが難しく、ふらつくような感覚のことです。
- 混同しやすい言葉
- 眩暈回転感や失神前のような感覚は、意識を失いそうな感覚が中心となります。
- 診察で確認する理由
- 転倒のリスクと移動能力の回復状況を確認します。
- メモしておくべき内容
- 歩行が困難になるなどの新しい症状が出た場合は、すぐに受診してください。
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不均衡感をご自身の症状と照らし合わせて見る
立っている時、歩いている時、目を使う時で分けて考えます
じっと立っていても揺れるのか、方向転換や階段を降りる時だけ不安なのか、画面や複雑な模様を見ると悪化するのかを詳しくお書きください。壁や人に掴まらなければならない程度や、実際に転倒した回数も、移動機能を判断する際の指標となります。
回転性めまいの後に残った回復過程である可能性もあります
耳石症前庭神経炎などの治療後、強い回転感は治まったものの、ふらつきだけが残る場合があります。特定の姿勢で短時間回る発作が再発したのか、あるいは動くほど不安はあるが少しずつ適応している過程なのかを区別し、再評価とリハビリの範囲を決定します。
よくあるご質問
不均衡感について併せてよくあるご質問
ふらつきはあるが、ぐるぐる回らない場合は耳の問題ではないのでしょうか?
一概にそうとは言い切れません。平衡器官の回復過程でも不均衡感が残ることがありますし、神経・感覚・血圧など他の原因も考えられるため、発症の仕方と随伴症状を合わせて判断します。
不均衡感がある場合、どのようなことを記録すればよいですか?
症状が始まった日、立ち上がり・歩行・回転・階段・暗い道の中で特に困難な場面、どちらか一方に体が傾くか、転倒したか、および聴力低下・頭痛・しびれなどの随伴症状を記入してください。
めまい・耳・頭・顔 用語辞典
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- 疾患案内めまい眩暈は、自分自身や周囲がぐるぐる回る感覚、体が傾いたり倒れそうになったりする感覚として現れます。ふらつき・吐き気・嘔吐、視界のぼやけや方向感覚の低下が伴うことがあります。頭の姿勢を変えた時に短時間繰り返し起こるのか、じっとしていても持続するのか、片耳の閉塞感・耳鳴り・聴力低下が伴っているかを記録してください。突然、言葉がもつれたり、顔・腕・足に力が入らなくなったり、複視・激しい頭痛・歩行不能が生じた場合は、耳によるめまいだと思って待たず、直ちに救急診療を受けてください。→
- 疾患案内前庭神経炎後のめまい前庭神経炎は、突然周囲が回り続けるような激しいめまいが始まり、体が一方に傾いたり歩行が困難になったりし、吐き気や嘔吐を伴うことがあります。頭を動かすとさらに不快感が増しますが、特定の姿勢でのみ短時間発生する良性発作性頭位めまい症(耳石症)とは異なり、初期にはじっとしていても症状が続くことがあります。通常、新たな聴力低下や耳鳴りは見られないため、聴覚症状がある場合は迷路炎など他の原因を併せて確認します。→
- 診療ガイド突然めまいがしたとき、まず何を確認すべきでしょうか?まずは「めまいがする」という感覚を具体的に分ける必要があります。世界が回っている感じか、歩く時にふらつくか、目の前が真っ暗になり意識を失いそうか、などを書き出してみてください。片側の麻痺、言葉のもつれ、これまでにない激しい頭痛、歩行困難、突然の聴力低下などが同時に現れた場合は、良性発作性頭位めまい症(耳石症)や疲労によるものと判断せず、直ちに医師の診察を受けてください。→
- 頭・耳・顔のコラムぐるぐる回るめまい、ふわふわする感じ、目の前が真っ暗になる感じはどう違うのでしょうか?→
根拠および更新情報
以下の資料を、定義および治療説明の根拠・範囲の確認に参照しました。