耳で感じる症状
耳鳴り
併用される言葉 ・ 耳鳴り ・ キーンという音
耳鳴りとは、外部に音がないにもかかわらず、耳や頭の中で音が聞こえると感じる症状です。
概要
耳鳴り、まずは3つだけご確認ください
- 耳鳴りは、どのような音かということよりも、片耳か両耳か、突然始まったか、聴力に変化があったかをまず確認します。
- 入眠困難や集中力の低下など、日常生活への影響についても、音の大きさと合わせて診察時に確認します。
- 脈拍のようなリズムで聞こえたり、 急激な聴力低下などの症状が重なる場合は、一般的な耳鳴りとして様子を見ることなく受診してください。
意味と区別
耳鳴りとはどのような状態ですか?
聴力の変化、騒音への曝露、薬剤など、さまざまな原因が関係している可能性があります。耳鳴りは、外部に音が無いにもかかわらず、耳や頭の中で音が聞こえると感じる症状です。
- 混同しやすい言葉
- 脈拍に合わせて聞こえる 拍動性耳鳴り症状は、別途評価が必要です。
- 診察で確認する理由
- 片耳か両耳か、聴力や睡眠への影響を確認します。
- メモしておくべき内容
- 突然の聴力低下を伴う場合は、当日中に受診してください。
詳細を確認する
耳鳴りとご自身の症状を関連付けて考える
音が聞こえたタイミングと聴力の変化を、同じタイムラインに記録します
「ピー」「ブーン」という音やセミの声のような音の種類、始まった日付、音が持続しているか断続的であるかを書き出してみてください。同じ日に 耳の詰まり感聴力低下やめまいがあったか、また大きな騒音にさらされたり、服用薬が変わったタイミングなども併せて整理すると、原因を絞り込むのに役立ちます。
音そのものと、その音が生活に影響を与える程度を分けて考えます
静かな夜にだけ目立つのか、会話や仕事中にも集中を妨げるのか、入眠時間や中途覚醒にどのような影響があるかを確認します。一時的に音が大きくなった一日だけで経過を判断せず、数日間の睡眠・ストレス・騒音曝露と合わせて記録してください。
よくあるご質問
耳鳴りについてよくある質問
耳鳴りがある人は、全員聴力が低下しているのでしょうか?
必ずしもそうではありません。ただし、耳鳴りと聴力の変化が同時に現れることがあるため、片耳で突然始まった場合や、聞こえにくい感じが重なる場合は、聴力検査を後回しにしないでください。
夜だけ大きく聞こえる場合、状態が悪化したということでしょうか?
周囲の音が減るため、相対的に目立つことがあります。実際に悪化したかどうかは、日中の変化、聴力・耳詰まり感・めまい、睡眠妨害の程度などを総合的に見て判断します。
めまい・耳・頭・顔 用語辞典
似た言葉をこちらですぐに比較してください
簡単な意味を確認した後、詳細な説明へと進むことができます。続けて読む
この用語が使われている案内を確認する
- 疾患案内耳鳴り耳鳴りとは、外部に音が無いのに片耳・両耳または頭の中で、響き・キーンという音・シューという音・カチカチという音・ドクドクという音・音楽のような音を感じる症状です。音は低かったり高かったり、小さかったり大きかったりし、間欠的であったり持続的であったりします。頭・首・目を動かしたり、体の特定部位に触れたりすると音が変わる人もいます。夜の静かな部屋でより顕著になり、睡眠・集中力・気分に影響を与えることがあります。心拍に合わせた音、突然の聴力低下・顔面の脱力・回転性めまい、頭部外傷後に始まったものは、一般的な耳鳴りとして放置せず受診してください。→
- 疾患案内耳の詰まった感じ耳の詰まった感じ(耳閉感)は、風邪・鼻炎・アレルギー後に耳管の換気が妨げられたり、飛行機や潜水で圧力が変わったりした際によく見られますが、耳垢・中耳炎・顎関節・メニエール病や突発性難聴も原因となります。特に、突然の片耳の聴力変化や、新たな耳鳴り・めまいを伴う場合は、当日中にまず耳鼻咽喉科の評価を受けてください。詰まった感じが先に軽減したとしても、耳鳴りやふらつきが残っている場合は、同じ速度で回復したとは考えず、各症状が始まり、軽減した時点を個別に記録してください。→
- 診療ガイド良性発作性頭位めまい症・メニエール病・前庭 migraines(前庭偏頭痛)はどう違うのでしょうか?寝返りを打ったり頭を上げたりした際に、数秒から1分程度の回転性のめまいが繰り返される場合は、良性発作性頭位めまい症(耳石症)の判別に役立ちます。数十分から数時間のめまいと共に、片側の聴力変化・耳鳴り・耳閉感(耳が詰まった感じ)が現れる場合はメニエール病を、頭痛がなくても光・音・動きへの敏感さや片頭痛の既往がある場合は前庭片頭痛を合わせて確認します。症状と聴力・眼振・神経学的診察、および時間経過による変化を照らし合わせて区別します。→
- 頭・耳・顔のコラム耳鳴り・耳の詰まった感じ・聴力低下が同時に現れた場合、何から確認すべきでしょうか?→
根拠および更新情報
以下の資料を、定義および治療説明の根拠・範囲の確認に参照しました。